ぽんぽこ茶釜

30代おっさんのまったりブログ

"タマ"と"女"は捕まえないとダメ!!

最初に断っておきますが、アダルトな内容ではないです。アダルトな内容を期待してきた人は引き返しましょう!

 

じゃあ何の話かと言うと、ゴルフの話です。

 

私は趣味でゴルフを嗜んでいるのですが、始めた当初ははっきり言ってド下手くそでした、センスゼロです。

友人に「地面じゃなくて球を打つスポーツだよ?」とまで言われていました。えぇ、本当に下手くそだったのです。

 

そんなセンスのない私ですが、今では練習に練習を重ねてそこそこ打てるようになりました。

"ドライバーで3回に2回はフェアウェイキープできる"と言えばゴルフをやったことがある人にはだいたい伝わるかと思います。それでも100は切れていませんが110は切れるようになってきました。始めてコースに行った時163も叩いていたことを考えれば目覚ましい進歩ではないでしょうか?

 

うまい人から見ればまだまだ下手くそな私ではありますが、一つだけ人から褒められることがあります、それは"アドレス"です。

不器用で力が抜けないし、右肩はどうしても下がってしまう。体重移動もテイクバックもダメダメですが、アドレスだけは褒めていただけます。

 

逆に言ってしまえば、アドレスだけでもまともだからそこそこ打てているとも言えます。

 

なぜ、そんなに下手くそなのにアドレスだけはまともなのか?

それは、家の近く(とは言え、車で30分ほどかかるのが田舎のつらいところ)の練習場(打ちっぱなし)で無料レッスンをしてたからです!希望者は全員参加できるのでワンポイントアドバイス程度でしたが、それでも右も左も分からなかった私がそこそこ打てるようになったのは、この練習場と教えてくれた先生のおかげなのは言うまでもありません。

 

そして、何よりすごいのがその先生です!なんと、ツアープロがレッスンしてくれるのです!!無料ですよ!?すごくないですか!!?※プロゴルファー資格にはツアープロとティーチングプロがあります、ざっくり説明すると、プロテスト(ツアープロテスト)は技術と知識が問われ、定員(年間合格者数)が決まっている狭き門です。対してティーチングプロは知識と指導技術が問われます。ツアープロの方が断然難しい試験です。

 

ツアープロに教えてもらって100切れないの?とか聞かないでくださいね。センスがないのは自分でも分かっていますので、、、

そして、そのプロがとても面白い方で、面白おかしくゴルフの基本を教えてくれました。地面を耕していた当時の私も嫌にならずにここまで打てるようになったのですから推して知るべし、です。

 

一応言っておきますが、私が未だに下手くそなのは、あまりにも不器用なのが原因です、教える側の問題ではないですよ。

 

唯一褒めていただけるアドレスもプロから教えていただきました、プロはいつも教えている人の後ろの椅子に座って、スイングを見ながらアドバイスをしています。その時も椅子に座っていました。

「足は肩幅」と言いながら立ち上がり「胸を張ってー。そうそう、そんな感じー」私の後ろに回り込み言いました「俺にケ◯メドが見えるぐらいに尻を突き出せ!」、、、

初対面の男性に言われるとは思っていなかった衝撃の一言に、目を点にして全力で振り返ったのを鮮明に覚えています。

 

こんな感じでいろいろと教えていただきました。(ゴルフのことをです!)

「グリップの圧力は手の中にヒヨコがいると思って優しく握れ!(アドレスの時です)、テイクバックではまだ生きているぞ、振り下ろす時もまだ生きてる決して力を入れすぎるなよ、下ろしてきてー、クラブと球がぶつかる瞬間絞め◯せ!」とか、「左手は左キ◯タマの前」とか、、、冒頭でアダルトではないと言いましたが、下ネタはありました、申し訳ありません。

 

まぁ、面白い方です。

そして、当然のごとくタイトルの「球と女は捕まえないダメ!」も彼の言葉です。

ゴルフでは俗にスライスボール(右打ちで右に曲がる球)をこすれた、フックボール(右打ちで左に曲がる球)を捕まったと表現します。どちらも横回転がかかりすぎているために曲がるわけですが、スライス回転だと飛距離が出ません。そしてコースに出るとひらき(球の行方を気にしすぎて、打つ前に身体や顔が左を向いてしまうこと。右打ちの場合です)やすくなり、スライスしやすくなります。

なので、練習場ではドローボール(ストレートに近いフックボールをドローボールと言います)を打てるようになれ、ってことで「球と女は捕まえろ!」「こするのはサ◯だけでいいんだ」と教えていただきました、、、書いてみたら下ネタだらけでした重ねてお詫び申し上げます。

 

言いかたはアレな方ですが、一人一人の体格や年齢、性別(男女で筋肉量や柔軟性が違うからです、セクハラ的な意味ではありません)、癖などを見て適切にアドバイスをくれる方でした。それゆえか、その方のレッスンのリピーター率はとても高かった印象があります。

 

ゴルフもそうですが、何事も日々の努力、心のこもった受け答え、少しのユーモアが大切だと思いました。