打ちっぱなしの一階席はダメ!?
あなたは、打ちっぱなしに行ったとき何を基準に席を選びますか?
多くの方は1階席真ん中付近の席を好むのではないかと思います。
しかし、プロゴルファーに教えていただいたところによると、必ずしも1階が良いわけではない!そうです。
そこで今回はプロに教えてもらった知識をまじえて、
打ちっぱなし(ゴルフ練習場)での、”賢い”席の選び方
を紹介したいと思います。
1階階席が良いと言う方は、1階席の方が”飛距離を測りやすいから”との意見が多いと思います。
確かにアプローチをメインに練習するなら2階より1階の方が良いです。
特に距離が短いアプローチを練習するなら2階を選ぶ理由はありません。1階で練習しましょう。
しかし、1階で練習しても飛距離は正確に測れないそうです。
理由はボールにあります。本番で使うボールと練習場のボールは構造から違い、飛距離、スピン、弾道すべてが違うそうです。
飛ばない、回転しない、上がらない、と言っていました。
なので、”飛距離が測れる”と考える時点で間違っているのです。
”だいたいの距離が分かればいい”と考える方もいるでしょう。しかし、練習場で飛距離を気にする時点で本番用ボールとの差を無意識に感じてしまい、飛ばそうとしてしまいます。
ボールの違いだけではない!!
さらに問題なのは、ボールを回収しやすいように傾斜がついている場合が多いという事実です。
ゴルフは繊細なスポーツです。
池だけは避けようと思うと吸い込まれるように入水してしまう。右がOBだと右に曲がる。視界に木が入るだけでもショットが崩れることもあります。
そんな繊細なスポーツですので、意識していない程度の打ち上げのシチュエーションでも、右肩が下がる原因になってしまうのです。
ボールの違いは知っていた方も多いでしょうが、練習場の地形まで意識したことはありましたか?
2階席の魅力はまだあります!
それは”人が少ない”ことです!
人が少なくて、下手くそでも恥ずかしくない!なんて理由ではないですよw
人が少ないことのメリットは他人のショットを見ないことです。
練習場には老若男女、上手な人、下手な人、ベテランから初心者までさまざまな人が集まります。
下手な人のスイングを参考にする人はいないでしょう。ですが、先ほどと同じく見たことで影響を受けてしまうことがあるそうです。
上手な人のスイングは参考になることもあるでしょうが、上手なだけで参考になるわけではありません。
極端な例ですが、日本(アジア)人には下半身を揺さぶって体を使って打つほうが向いていて、欧米(白人)にはべた足で体をあまり動かさない打ち方が向いている。なんて聞いたことがあります。
同じ日本人でも、あなたに合った打ち方と参考にした方の打ち方がマッチしていなければ、上達の遠回りになってしまう場合もあるのです。
余計な情報をシャットアウトする、という意味で人は少ないほうがいいらしいですよ。
かといって我流ではなかなか上達できないでしょう、ネットの情報もサイトによって言っていることはバラバラです。
教えてくれる人がいるならいいですが、私のようにプロに教えてもらえるなんて稀だと思いますし。
当然私も、普段は何を参考にすればいいのか聞いたことがあります。
その時は、「サイトや情報誌は自分に合ったゴルフ理論でないと意味が薄い、それよりはプロゴルファーのスイングの連続写真と自分のスイング動画を見比べるのがいい」と教えていただきました。
スイング撮影アプリを使って自分のスイングとプロのスイングを比べてみてください。
ということで、ボールの違い、傾斜、人の多さ、の3点の理由で、打ちっぱなしでは1階席より2階席の方がおススメですよ!